おすすめ本情報〜☆
2009/06/08 Mon [Edit]

今回、ご紹介するのは「きよしこ」です。
この本は直木賞作家、重松清さんの作品です。
主人公のきよしには吃音があり、自分の気持ちを自由にことばにすることが難しい
もどかしさ、いらだち、悔しさ、悲しみ…
ある年の聖夜、彼は夢の中の友達“きよしこ”に出会い、こう言われる
「伝わるよ、きっと。」
常にことばを探しながら、彷徨い、少しずつ少しづつ、彼は心を人と通わせ青年になっていく
心の中の“きよしこ”に見守られながら…
みんなそれぞれに持っているコンプレックスが自分を表現する「ことば」にあったなら、それはとても辛いこと
吃音はなくても、あの時言えず、行き処を失ったことばたち…
ぜひ、手にとってみてはいかがですか。
専任教員・糸原弘承